ケイ素と健康の事を基礎から解説致します。
【その2


≪ケイ素って何?≫

先ずは、ケイ素を科学的に言いますと、元素番号が14で1823年にベルツェリウスによって発見されました。英語名で言った方が聞き覚えのある方が多いかも知りませんが『シリコン』と言います。

 

ここで、ケイ素について詳しく解説するには、宇宙の話からしないと現在の地球上の話と繋がらないので、その話からさせて頂きます。

 

この世の始まりは、宇宙でビッグバンが起り、無機物の塵が誕生しそれらが離合集散して宇宙に多くの惑星等が誕生しました。地球もそのうちの1つなのですが、実は、2010年9月に日本の科学者が、大変な発見をしたのです。

 

それは、星の残骸の微粒子を研究したところ、鉄や『ケイ素』である事を確認したのです。この事が欧州の科学雑誌に発表されたことが、新聞でも報道されました。

 

このニュースの何がすごいのかと言いますと、

地球の地殻の成分は、1位が酸素46.6%、2位がケイ素27.7%、3位がアルミニウム8.1%、4位が鉄5.0%、次いでカルシウム、ナトリウムと続いており、宇宙の惑星の基礎元素はビッグバンより引き継いだものだと想像できることです。


但し、ここに出てきた元素名は、皆様もよく聞く『元素名』が殆どですが、何故か、2位の『ケイ素』の事は、皆様には、あまり馴染みがないようで、ご存じない方も多い様です。

 

そこで、このあまり聞きなれない『ケイ素』の驚きの働きに着目し、皆様の健康維持に役立つ情報をこの冊子にまとめました。

 


≪生物は、ケイ素から発生した!≫

この地球も初めは無機物の塊でしたが、それら無機物の離合集散で有機物も誕生したのです。

 

地球誕生時には単なる無機物が多数集まった生物が居ないただの惑星だったのに、今では人間をはじめいろんな動物や植物が存在する惑星になったのです。

46億年前に地球が誕生し、32億年前に生物の大元と言うか先祖であるシアノバクテリア(藍藻=らんそう)が誕生したのですが、ならばそのシアノバクテリアは、無機物しかない地球でどのようにして生まれたか、何を食べて生命維持したのか?などの研究考察をしているうちに、地表の無機物のケイ素を食べていた事が解りました。

 

その後、これから派生した多種多様の生物や植物が誕生し、その生命体の現在形の1つが人間です。

 

ですから、人間誕生の歴史を辿ると人間の先祖の生物は、ケイ素を食しケイ素で形成されていた事が解ります。

       生物の進化 SSの解説
     

≪ケイ素と人体の関係≫

実際に、人間についても構成成分を調べてみると、体内にケイ素を約0.5%、つまり体重60キロgの成人なら約300gを体内の色んな細胞内に持っている事が解りました。

生まれたての赤ちゃんの頃は、もっと高い比率で持っているようですが、20歳頃を過ぎてくると徐々に体から減りだし、1日あたり10~40㎎のケイ素が年とともに減少してきます。(これは後ほど詳しく解説)

 

そして、
人間の体では、どこにケイ素が存在するのかというと、人間誕生の歴史を辿ると人間の先祖の生物は、ケイ素を食しケイ素で形成されていた事からも、想像通り、毛髪、爪、骨、筋肉、脳、腎臓、肝臓、胸腺、血管、皮膚など全身のあらゆる臓器や組織に存在しているのです。

 

ですから、ケイ素が欠乏すると各内臓や組織自体が上手く働かなくなり、若くても病気になり、加齢で体内のケイ素が減れば減るほど老化が早いという事になります。

 

≪健康 と 老化≫

ところで、年齢を増してくると健康でも、この「老化」が気になるものです。

老化現象は体外的には、肌のシミやシワ、白髪、脱毛等になり現れ、更年期障害や加齢臭、更に目や筋力の衰えなどもその一つの現れです

 

もっと高齢になれば、一気に骨密度が低下し(骨粗鬆症などになる場合もある)、背骨が曲がって身長が低くなり、骨がもろくなって骨が折れやすくなります。膝に痛みが出て歩行が辛くなる人も増えてきます。

 

そこで

骨を丈夫にしようとして、カルシウム剤を熱心に摂取される方が多いのですが、経験者ならご存知の様に、なかなか骨密度は上がってくれません。

 

◆実は、カルシウムには、そうならない理論がありまして、

最大の理由は、カルシウムだけの摂取では体内の骨を作るシステムには適合していないからです。

 

骨の成分は勿論カルシウムなのですが、骨も細胞で出来ている上に毎日毎日他の細胞の様に入れ替えを繰り返しています。そして、
①骨の形成にはカルシウムとマグネシウムのバランスが重要なのですが、牛乳はそのバランスがカルシウム過多になっており、牛乳を飲むことでカルシウムが急激に体内に入ってくるので骨生成の体内バランスを取る為に、仕方なく体内のカルシウムを放出する事と、
②牛乳の場合はそれ自体が酸性であるある為に、摂取した瞬間に酸性になるので体内にある骨のカルシウムを溶かしそのイオンのアルカリ性で中和をするからです。
この様な体の働きにより⇒カルシウム剤(牛乳やカルシウムサプリ)等の飲食で体内に吸収すると、体内のカルシウムが溶け出すので、外からの過剰なカルシウムを簡単には取り込まず、逆に、骨が弱くなってしまっているのです。

 

 

加齢に伴う色んな老化現象は誰にでも訪れるのですが、地球上の生命体の根源物質が『ケイ素』である事が解ったので、若くても病床の方もおられる事を考察すれば、それらすべての原因が『ケイ素の適正量の不足』が原因であると解ります。

 

 

≪ケイ素と身体の老化との関係~詳説~≫

病気や老化の原因は体内の酸化である事は解り、その原因となるのは最も酸化力の強い活性酸素で「悪玉活性酸素」(英語名:ヒドロキシラジカル、化学式:OH・ と書きます)と呼ばれるものです。

 

酸素は重要な物質ですが、OH・の化学式表される電子の過不足で不安定状態の悪玉活性酸素は、人間の体の様々な箇所を傷つけ、病気や老化の大きな原因となります。

 

人が呼吸によって酸素を体内に取り込むと、その多くは代謝の為に使われます。ごはん等で食べた糖類をブドウ糖に変えたり、肉、魚、豆類などのタンパク質をアミノ酸に分解し、栄養分をエネルギーにしたり蓄えたりする時に酸素が必要なのですが、摂取した酸素の一部は、自動的にこの悪玉活性酸素に変化してしまいます。

 

多くの生活習慣病は、この悪玉活性酸素が細胞、あるいは遺伝子を傷つけて病気の引き金になっています。

病気を防ぎ老化を遅らせるには、体の酸化を防ぐ食べ物等を積極的に補充して、悪玉活性酸素による酸化を防ぐことが重要なのです。

 

≪だから、ケイ素を!≫

以上の様に、

実は体の酸化が原因で病気や老化が起きる事は、既に現在では、科学的にもそのメカニズムが解明されております。

更に、食品なら何が、抗酸化として良い食べ物かも解っておりますので列記しますと、


日本人なら誰でも知っている食べた経験があるはずの昆布やワカメ等の海藻の他、玄米、大麦、ひえ、あわ等の穀類、大豆等の豆類、ごぼう、パセリ、大根、人参などの野菜類、あさり、はまぐり、カキなどの貝類などが

 

抗酸化の食品なのです。

 

 

重要な事で一番言いたいのは、これらの食材には全て『ケイ素』が豊富に含まれているという事です。

 

ケイ素については、実は近年になり、さまざまな国の研究者たちによって研究が公表され、今では必須ミネラルとして俄然注目を集めるようになった栄養素なのです。

以下次号